湖面に映るが如く

2021-03-20 (Sat)  20:46

549 乃木 希典

人に名言 ・ 時の名言


一、口を結べ、口を開いて居るやうな人間は、心にもしまりがない。

二、眼のつけ方に注意せよ。始終きょろきょろして居るのは
   心の定まらない証拠である。

三、敬礼の時は先方をよく注視せよ。

四、自分の家の紋所・家柄・先祖のことは、よく聞いて忘れないやうにして置け。
   先祖の祭は大切であるぞ。

五、男子は男子らしくなくてはいかん。弁当の風呂敷でも、
   赤いのや美しい模様のあるものを喜ぶやうでは駄目だ。

六、決して贅沢をするな。贅沢ほど人を馬鹿にするものはない。

七、人力車には成るべく乗るな。家で人力車をよこしても
   乗らないで帰るくらいにせよ。

八、寒中、水で顔を洗ふものは幾人あるか。湯で洗ふやうではいかん。

九、寒い時は暑いと思ひ、暑いときは寒ひと思へ。

十、破れた着物を其の儘着て居るのは恥だが、そこをつぎをして繕って着るのは
   決して恥ではない。
   いや、恥どころではない。

十一、恥を知れ。道にはずれたことをして恥を知らないものは禽獣に劣る。

十二、健康の時は無理のできるやう体を鍛錬せよ。けれども一旦病気になったら、
    医者のいふことをよくきけ。

十三、洋服や靴は大きく作れ。恰好などはかまふな。

十四、学習院の学生は成るだけ陸海軍人になれとは、陛下の御沙汰であるから、
    体の丈夫なものは成るべく軍人にならなければならぬ。
    けれども生まれつき体の弱い者もあり、又種々の事情でなれぬ者もあろう。
    是も仕方がないが、何になるにも御国のために役に立つ人にならなければならない。
    国のために役に立たない者、あるいは国の害になる様な人間は
死んで仕舞った方がよいのである。


- 雑 感 - ( e_dream21さん )
この「学習院初等科生に対する訓示」は、乃木大将が退役後、
学習院長となったときの生徒に対する訓示です。
時代背景は現代と異なりますが、剛毅実直な古武士の精神を感じます。
「人は鍛えることによってのみ成長する 」という先達の教えを、
私達は忘れてしまったのではないか。
「鍛える」かわりに「甘やかして」はいないだろうか。

日々修行です。(-_-;)



武士(長府藩士)、軍人、教育者。
階級は陸軍大将。栄典は贈正二位・勲一等・功一級・伯爵。第10代学習院院長。
家紋は「市松四つ目結い」。
幼名は無人(なきと)で、その後、源三と名を改め、頼時とも称した。
さらに後、文蔵、次いで希典と名を改めた。
また、出雲源氏佐々木氏の子孫と称したことから源希典との署名もよく用いた。
号としては、静堂、秀顕、石樵及び石林子を用いた。
「乃木大将」または「乃木将軍」などの呼称で呼ばれることも多い。


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最終更新日 : 2021-03-20

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